TransFreeBSDの日記 - ケータイ族はなかった事にされている?

 「ケータイ族」と言うのは知らなかった。「モヒカン族」にキーワードがちゃんとあるね。(「ケータイ族 - モヒカン族」)

 比喩として用いるならこのくらいが限界じゃなかろうか。そもそも絵文字やなんかで文字化けが発生するのは、使う側より提供する側に問題があるしね。そういうことが分からない人たちに、「半角カナはよくないよ」とか「機種依存文字は駄目だよ」とか気になるから言うけど、一々言ってるときりがない。

 問題なのは、指摘する側は何十回も何百回も言っているのに対して、指摘される側は初めてのケースが多いってことだろう。丁寧に皮肉なく説明されればいさかいも起きないだろうが、指摘する側、つまりモヒカン族が「マタカヨ!」って調子で言うようになっちゃったんじゃないかな。そうすると、指摘された側は「初めてで何も知らないのに怒られた」ってなる。そういう人たちが、「いやな思いをした」と口々に言えば、「モヒカン族が悪い」となるのは必定。とすると、啓蒙が必要なのはむしろ「モヒカン族」の方かもしれない。モヒカン族にとって知ってて当たり前のことでも、ケータイ族にとっては知らなくて当たり前のことかも知れない。だから指摘するときには柔らかく、丁寧にしてあげなきゃいけないよ、と。

 「何で知らないんだ」って顔されたら、大抵の人はムカッとするさ。