出張所?
山王ココには事務所があって、イベントスペースとしても使える。「大森山王プロジェクト」や集会に利用されるが、日常はほぼ物置。
山王3丁目市場のマスターが「もったいない! なんかやんなよ!?」ってことで、「金魚屋IT相談事務所、出張所」ってな話に。
看板出して悩み相談。
とはいえただ待っていてもしょうがない。
とはいえどうやって呼ぼうか。
この街は住宅街だから主婦と子供と年寄りが多い。
すぐ思いつくネタとして「パソコン教室とかどうよ」とは良く言われるんだが、じゃあ誰に何を教えるか。
イマドキの子供は学校でパソコン習うから、基本的な講習は要らないし、とはいえその上で教えること何かあるかってぇと、ないんだよね。最近はプログラミング習う子供が多いらしいが、それこそ開校しろって話だし。
イマドキの主婦は携帯がメイン。PCは持ってるけど、そうは使わないし、使おうとも思ってない。スーパー主婦が株だのアフィリだので儲けてるって昼のワイドショーでネタにされちゃいるが、そんなのは一握り。
イマドキのお年寄り。PCは持ってないし興味もない。携帯は持ってるけど使えない。携帯教室とか? 割りと需要あるかも。けど保守的になりがちな人々を集めるにはまだ信頼というか、人気が足りない。
商店街ってことを考えると、「活性化」の側面もあって、やはりターゲットは子供連れの主婦。
姿を見れば子供を抱えて一目散に逃げ出す主婦を相手取るのは、10月開業したての怪しい黒尽くめにはまだ荷が重いので、前段階として信用・信頼・人気、つまり顔を売る必要がある。そして考えるに、「飴でも配れば」というのがもっともな企画。
ってなことをウンウン悩んでいたら、いつもの珈琲屋に大道芸人が来て風船を作っていた。
コレだ。