明日は東京にミサイルが落ちるかもね

 あったかどうか分からない日本軍による虐殺は叩くのに、確実に行われた米軍による日本人の掃討(非戦闘員含む)が問題にならないなんてのはどうかしてる。

 米軍は「日本人に非戦闘民は存在しない」として日本人全てを攻撃目標にした。老若男女問わず。日本家屋を破壊することを目的に作られた大量の焼夷弾を降らせて東京を文字通り焼け野原とした。そして広島・長崎には人類最大・最凶の破壊兵器を以って、一瞬にして数万人を焼き払った。

 こんな攻撃にいったいどんな大義があるというのか。

 人を導く立場にある教師たちは「日本が悪いことをしたから」と教えている。悪いことをした国は焼き払っても構わない、では、ハムラビ法典すら踏襲していない。それに、そもそも悪いことって何なんだ?

 オレはただ哀しい。独立を守るため戦った日本という国を、なぜ日本人が誇りに思っていないのか。日本には大東亜共栄圏という理想があった。日本という国を守り、ひいては欧米による植民地支配を打ち倒してアジアの独立を目指すという大義が。

 戦争を是認しようというのではない。しかし避け得ぬ戦争があった。戦わなければ、日本という国が世界から消えていたのかもしれないのだ。