高尾山
高尾山って、休日はあんなに混んでるのか。
とろろ蕎麦を目的に行ったのだが、店に入るのに一苦労。まあ、うまかったのでよし。
食事が終わって十五時。せっかくだからと登ってみたのはいいが、私は山をなめていた。山頂に着いたのは十七時。あたりはまっくら。足元も見えない。
攣りそうな足を無理に動かしての下山。
途中、暗闇の向こうから突進してくる四本足の動物に出くわす。野犬か? 襲われても勝てるのか?
しかしちりんちりんと鈴の音。どうやら鈴の付いた首輪を付けているらしい。
こんなところでこんな時間に放すなよ。
事件はあったものの、ほぼダッシュで下山。
明かりが人類最高の利器だと、痛感した一時間だった。
(登山には懐中電灯を持って行きましょう)